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2018.02.23 矯正歯科

矯正治療の費用について

今回は矯正の治療費についてお話しします。

まず、矯正治療は基本的に健康保険が使えません。
そのため、治療には数万~数十万の費用が掛かってしまいます。
また、病院ごとに治療費は異なります。
いわゆる自由診療というものになるため、ざっくりとした相場というのはありますが、各病院が治療内容や材料代をもとに自由に決めているということになります。地域によっても違いがありますが、基本的には田舎に行くにしたがって相場は低いと考えていただいて良いと思います。

ということで、以下私の主観的が多分に入っておりますが、これから矯正治療をしようと考えていらっしゃる方の目安になればと思います。

矯正治療は大きく分けて、混合歯列期に行うI期治療と、すべて永久歯に交換してから行うII期治療があります。それ以外では乳歯列期から行うムーシールドなどの既製の装置での治療や、部分矯正、予防矯正などさまざまありますが、今回はI期治療とII期治療のお話をしましょう。

まずどんな治療をする場合でも分析診断をします。この分析診断料がまず始めにかかる比較的高額な費用になりますが、概ね数万といったところでしょう。中には二桁までかかるところもあるかもしれませんが、分析の内容によって変わってくると思います。

さて、I期治療に関してですが、基本的にこの治療だけで治療が終わり、ということはあまりありません。これはI期治療が混合歯列期(乳歯と永久歯が混在した時期)の治療だからです。生えていない歯を動かすことは、よほど埋まって出てこれない場合を除いてありません。なのでまだ生えてきていない歯がきれいに生えてくれるかは分かりませんし、スペースが足りなくて並びがデコボコになっている場合は、歯とあごの大きさのバランスが悪いことが原因ですので、この時期に並べても隣の歯のスペースを使うだけなので、結局隣の歯が変な場所に生えてしまい、結果生え変わってしまうまでず~っと治療が終了できないということになります。このようなことにならないために、この時期はとにかく後々に影響しそうな噛み合わせの問題を改善する時期、ということになります。例えば反対咬合で永久歯の前歯が出てきて反対に噛んでしまっているとか、奥歯も噛み合わせが反対になっているとか。このような場合にI期治療を行います。基本的に動かすのは永久歯だけです。
肝心の治療費ですが、もちろんII期治療に比べればかなり少なくて済みます。10万~30万といったところでしょうか。もちろん治療の内容も様々なので、それによっても変化します。
因みに当院では10万~20万に設定していますが、ほとんどが10万台の前半~中盤で治療を行っています。

II期治療は全ての乳歯が永久歯に生え変わってから、全体をしっかり噛めるように、そして見た目も綺麗にする治療です。すべての歯を動かすため、基本的には全ての歯に装置をつけます。ですので、治療費もI期治療に比べると高くなります。また、表側からの治療と裏側からの治療では費用は倍ほど違います。もちろん裏側の方が高いです。表側からの治療だと、概ね40万~100万といったところでしょうか。かなり幅がありますね。使う装置、難易度などによっても前後するでしょうが、ここまでの差は何によるのかは僕にもよくわかりません。逆にもっと低い料金設定のところもありますが、さすがにあまり低いのはそれなりとお考えいただいた方が良いかもしれません。また、多くの矯正歯科ではI期治療後のII期治療は差額でできるのではないでしょうか。もちろん、そうでないところもあるでしょうが、早く始めた方が高くなってしまう様ではI期治療に二の足を踏んでしまうでしょう。しかし噛み合わせの問題はできれば早く治しておきたいですので、少なくとも当院ではそのように設定しています。
因みに当院では目立ちにくく、動きも良い最新の装置での治療で、付加的な装置が必要になっても50~60万程度。難易度による加算などはありません。

上記以外で必要になるものとしては、調整料、観察料、リテーナー代など。調整料は月一回程度の来院の際に毎回かかる費用、観察料は歯を動かしていない時に定期的にチェックのために来院された際にかかる費用(概ね3~6か月ごと)、リテーナー代は後戻りを防ぐ装置の費用です。

これら全て、ないしはほとんどの費用をコミコミにした、トータルフィーシステムを採用しているところもあるでしょう。どちらが良いかは微妙なところです。
トータルフィーの良いところは追加の費用が掛からないこと。どんなに治療が長引いても費用は掛かりませんので安心です。治療をする側もなるべく早く終わった方がいいので、比較的治療が長引きにくいと考えてもらっても良いでしょう。ただ、始めから長めに見積もられていることが多いので、実は割安ではないとお考えただいた方がいいかもしれません。また、早く外したいという患者、術者双方の思いから、仕上がりに関してもある程度のところで妥協してしまうことになるかもしれません。本当の噛み合わせの良し悪しは患者さんには分からないものなので・・・
一方、調整料がその都度かかる場合は、治療が長引くとその分調整料がかかってしまいますが、逆に短くなった場合はその分少なくて済みます。ただ、患者さん側でコントロールできる部分ではないので、これも微妙ですね。ただ、調整料を支払ってもらうためにわざと長引かせる先生はまずいないと思いますのでご安心ください。調整料は別、というお支払方法の方が個人的にはフェアだと思っています。

ということで、随分と長くなってしまいましたがいかがだったでしょうか?私個人の主観による部分が多いので、あくまでも参考程度に考えていただければと思います。料金にかかわらず、歯科医院選びというのは本当に難しいですよね。やはり一番は治療を任せられる先生かどうか、自分に合う先生かどうか、信頼関係が築けそうかどうか、直接相談に行って先生とお話をしてみるのがいいと思います。皆さんの矯正歯科選びのご参考になれば幸いです。
今回は矯正の治療費についてお話しします。

まず、矯正治療は基本的に健康保険が使えません。
そのため、治療には数万~数十万の費用が掛かってしまいます。
また、病院ごとに治療費は異なります。
いわゆる自由診療というものになるため、ざっくりとした相場というのはありますが、各病院が治療内容や材料代をもとに自由に決めているということになります。地域によっても違いがありますが、基本的には田舎に行くにしたがって相場は低いと考えていただいて良いと思います。

ということで、以下私の主観的が多分に入っておりますが、これから矯正治療をしようと考えていらっしゃる方の目安になればと思います。

矯正治療は大きく分けて、混合歯列期に行うI期治療と、すべて永久歯に交換してから行うII期治療があります。それ以外では乳歯列期から行うムーシールドなどの既製の装置での治療や、部分矯正、予防矯正などさまざまありますが、今回はI期治療とII期治療のお話をしましょう。

まずどんな治療をする場合でも分析診断をします。この分析診断料がまず始めにかかる比較的高額な費用になりますが、概ね数万といったところでしょう。中には二桁までかかるところもあるかもしれませんが、分析の内容によって変わってくると思います。

さて、I期治療に関してですが、基本的にこの治療だけで治療が終わり、ということはあまりありません。これはI期治療が混合歯列期(乳歯と永久歯が混在した時期)の治療だからです。生えていない歯を動かすことは、よほど埋まって出てこれない場合を除いてありません。なのでまだ生えてきていない歯がきれいに生えてくれるかは分かりませんし、スペースが足りなくて並びがデコボコになっている場合は、歯とあごの大きさのバランスが悪いことが原因ですので、この時期に並べても隣の歯のスペースを使うだけなので、結局隣の歯が変な場所に生えてしまい、結果生え変わってしまうまでず~っと治療が終了できないということになります。このようなことにならないために、この時期はとにかく後々に影響しそうな噛み合わせの問題を改善する時期、ということになります。例えば反対咬合で永久歯の前歯が出てきて反対に噛んでしまっているとか、奥歯も噛み合わせが反対になっているとか。このような場合にI期治療を行います。基本的に動かすのは永久歯だけです。
肝心の治療費ですが、もちろんII期治療に比べればかなり少なくて済みます。10万~30万といったところでしょうか。もちろん治療の内容も様々なので、それによっても変化します。
因みに当院では10万~20万に設定していますが、ほとんどが10万台の前半~中盤で治療を行っています。

II期治療は全ての乳歯が永久歯に生え変わってから、全体をしっかり噛めるように、そして見た目も綺麗にする治療です。すべての歯を動かすため、基本的には全ての歯に装置をつけます。ですので、治療費もI期治療に比べると高くなります。また、表側からの治療と裏側からの治療では費用は倍ほど違います。もちろん裏側の方が高いです。表側からの治療だと、概ね40万~100万といったところでしょうか。かなり幅がありますね。使う装置、難易度などによっても前後するでしょうが、ここまでの差は何によるのかは僕にもよくわかりません。逆にもっと低い料金設定のところもありますが、さすがにあまり低いのはそれなりとお考えいただいた方が良いかもしれません。また、多くの矯正歯科ではI期治療後のII期治療は差額でできるのではないでしょうか。もちろん、そうでないところもあるでしょうが、早く始めた方が高くなってしまう様ではI期治療に二の足を踏んでしまうでしょう。しかし噛み合わせの問題はできれば早く治しておきたいですので、少なくとも当院ではそのように設定しています。
因みに当院では目立ちにくく、動きも良い最新の装置での治療で、付加的な装置が必要になっても50~60万程度。難易度による加算などはありません。

上記以外で必要になるものとしては、調整料、観察料、リテーナー代など。調整料は月一回程度の来院の際に毎回かかる費用、観察料は歯を動かしていない時に定期的にチェックのために来院された際にかかる費用(概ね3~6か月ごと)、リテーナー代は後戻りを防ぐ装置の費用です。

これら全て、ないしはほとんどの費用をコミコミにした、トータルフィーシステムを採用しているところもあるでしょう。どちらが良いかは微妙なところです。
トータルフィーの良いところは追加の費用が掛からないこと。どんなに治療が長引いても費用は掛かりませんので安心です。治療をする側もなるべく早く終わった方がいいので、比較的治療が長引きにくいと考えてもらっても良いでしょう。ただ、始めから長めに見積もられていることが多いので、実は割安ではないとお考えただいた方がいいかもしれません。また、早く外したいという患者、術者双方の思いから、仕上がりに関してもある程度のところで妥協してしまうことになるかもしれません。本当の噛み合わせの良し悪しは患者さんには分からないものなので・・・
一方、調整料がその都度かかる場合は、治療が長引くとその分調整料がかかってしまいますが、逆に短くなった場合はその分少なくて済みます。ただ、患者さん側でコントロールできる部分ではないので、これも微妙ですね。ただ、調整料を支払ってもらうためにわざと長引かせる先生はまずいないと思いますのでご安心ください。調整料は別、というお支払方法の方が個人的にはフェアだと思っています。

ということで、随分と長くなってしまいましたがいかがだったでしょうか?私個人の主観による部分が多いので、あくまでも参考程度に考えていただければと思います。料金にかかわらず、歯科医院選びというのは本当に難しいですよね。やはり一番は治療を任せられる先生かどうか、自分に合う先生かどうか、信頼関係が築けそうかどうか、直接相談に行って先生とお話をしてみるのがいいと思います。皆さんの矯正歯科選びのご参考になれば幸いです。

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