北九州 八幡で矯正するなら、あつし矯正歯科ひろみ小児歯科へ

2024.07.14 矯正歯科

矯正治療の方針の立て方 出っ歯

こんにちは、北九州、八幡の矯正歯科、あつし矯正歯科ひろみ小児歯科、院長の原です。

さて、今回は前回の続きになりますが、我々ドクターが実際どういった考え、
方針で治療をしていくのかということを簡単にご説明していこうと思います。

今回は出っ歯についてです。一言で出っ歯と言っても上の歯だけが出ている場合と、
上下とも出ている場合の両方を想像するかもしれません。今回はその両方についてお話ししましょう。

まず上だけが出ている場合、大抵は噛み合わせが奥歯から上の歯が前にズレている場合が多いです。
そのズレが大きい場合は上の歯を左右1本ずつ抜歯して並べる、前歯を下げることになります。
ズレが小さい場合、そして前歯を後退させる量が少なくていい場合は抜かなくても大丈夫な場合もあります。
また、時に奥歯のズレが無いのに上の前歯だけが出ている場合もあります。
その場合は、ほぼ下の前歯が後上方に位置し、噛み合わせが深くなっています。
その際には歯を抜かずに主に下の前歯を前下方に動かすことで前突感が解消することもあります。

上下とも出ている場合は、ほとんどの場合上下左右の歯を1本ずつ抜歯して治療することになります。
前歯を下げるためにはどうしてもスペースが必要になり、そのスペースをどうやって確保するか。
それは奥歯から後ろに動かすか、横に広げるか、もしくは歯を抜くしか選択肢はありません。
そして奥歯を後ろに動かすにも横に広げるにも限界があります。
満足いくだけ十分にスペースを作るとなるとそれでは足りない場合が多く、
どうしても抜歯が必要になることが多くなってしまいます。
また、上下とも出ている場合でも奥歯のズレがあることがあるため、
下なり上なりの歯を抜くわけにはいかない場合もあります。

このように奥歯の噛み合わせにズレがあるかどうかで治療の方針は大きく変わってきます。
そして同時に叢生(でこぼこ)もあることが多いです。
まずは奥歯の位置関係、そして前歯の出具合、叢生の程度、左右差などを加味して抜歯部位や治療法を考えていきます。
もちろん、レントゲンなどの情報も必要になってきますね。

ということで、今回は出っ歯の場合の治療方針、主に抜歯に関して書いてみました。
恐らく治療を考えるうえで、抜歯の有無や必要な本数というのは大きな検討事項になるんじゃないかと思います。
皆さんの治療前のご検討の参考になれば幸いです。
それでは。
 
こんにちは、北九州、八幡の矯正歯科、あつし矯正歯科ひろみ小児歯科、院長の原です。

さて、今回は前回の続きになりますが、我々ドクターが実際どういった考え、
方針で治療をしていくのかということを簡単にご説明していこうと思います。

今回は出っ歯についてです。一言で出っ歯と言っても上の歯だけが出ている場合と、
上下とも出ている場合の両方を想像するかもしれません。今回はその両方についてお話ししましょう。

まず上だけが出ている場合、大抵は噛み合わせが奥歯から上の歯が前にズレている場合が多いです。
そのズレが大きい場合は上の歯を左右1本ずつ抜歯して並べる、前歯を下げることになります。
ズレが小さい場合、そして前歯を後退させる量が少なくていい場合は抜かなくても大丈夫な場合もあります。
また、時に奥歯のズレが無いのに上の前歯だけが出ている場合もあります。
その場合は、ほぼ下の前歯が後上方に位置し、噛み合わせが深くなっています。
その際には歯を抜かずに主に下の前歯を前下方に動かすことで前突感が解消することもあります。

上下とも出ている場合は、ほとんどの場合上下左右の歯を1本ずつ抜歯して治療することになります。
前歯を下げるためにはどうしてもスペースが必要になり、そのスペースをどうやって確保するか。
それは奥歯から後ろに動かすか、横に広げるか、もしくは歯を抜くしか選択肢はありません。
そして奥歯を後ろに動かすにも横に広げるにも限界があります。
満足いくだけ十分にスペースを作るとなるとそれでは足りない場合が多く、
どうしても抜歯が必要になることが多くなってしまいます。
また、上下とも出ている場合でも奥歯のズレがあることがあるため、
下なり上なりの歯を抜くわけにはいかない場合もあります。

このように奥歯の噛み合わせにズレがあるかどうかで治療の方針は大きく変わってきます。
そして同時に叢生(でこぼこ)もあることが多いです。
まずは奥歯の位置関係、そして前歯の出具合、叢生の程度、左右差などを加味して抜歯部位や治療法を考えていきます。
もちろん、レントゲンなどの情報も必要になってきますね。

ということで、今回は出っ歯の場合の治療方針、主に抜歯に関して書いてみました。
恐らく治療を考えるうえで、抜歯の有無や必要な本数というのは大きな検討事項になるんじゃないかと思います。
皆さんの治療前のご検討の参考になれば幸いです。
それでは。
 
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