【予防矯正について】北九州|八幡西区折尾の矯正歯科・小児歯科

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予防矯正について

1.予防矯正とは

予防矯正治療前後

 予防矯正とは、アゴが小さい、あるいは歯が大きいと言う理由で将来的に歯並びがデコボコになりそうな状態を、早い時期にアゴを横に広げることで予防的に改善しようとするものです。基本的に、この治療は将来抜歯が必要と思われる状態を、抜かなくても並べられるようにするためのもので、予防矯正だけできれいに並ぶとは限りません。ただ、全顎矯正をせずに済む可能性は格段に上がります。またほとんどの場合、歯を抜く必要が無くなります。

 予防矯正とはこのような目的で行うものですが、年齢、状態によってできない場合、する意味があまりない場合もありますので、まずはご相談ください。

2.装置と治療法

 当院で行っている予防矯正はプレート式です。当院では歯列育形成の治療法を取り入れ、歯と粘膜の広い部分をしっかり押し広げることで、歯だけでなくアゴの骨を広げます。歯だけが動いても意味がないですからね。 拡大の仕方は、取り外しのできる(可撤式)装置を毎日使ってもらい、10日に1回ネジを回していただきます。そうする事で1回約0.2㎜拡大されます。気の遠くなるような作業ですが、1年間続ければ理論的には7.2㎜広がります。なかなか理論どおりには行きませんが、通常必要な量を拡大するには約2年ほどかかることが多いです。しかし、しっかり使用してもらって、ちゃんと拡大されれば、まるまる1本並びきらないくらいのひどいでこぼこの子でもしっかり並べられるくらい広がってくれます。

拡大装置

3.適応

 拡大には年齢的な限界があります。一般的に9歳までしか広げられないため、個人差はあるもののこの年齢を予防矯正の目安としています。したがって遅くとも7歳の始め位には治療を開始する必要があるのです。逆に早い分には問題はないので、早ければ3歳くらいから開始できます。 お子様の口の中が気になったら6歳くらいまでにチェックを受けられることをお勧めします。


 もちろん予防矯正をされなくても、抜歯や付加的な装置を使えば、ほとんどの場合全顎矯正で治療することができますので心配は要りません。当院では全年齢、どのような状態であっても的確にご説明させていただきます。皆さんが正しい知識を持ってお子様と向き合えるようお手伝いさせてください。

まずはお電話ください。TEL 093-693-1050


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