ORTHODONTIC
歯並びやかみ合わせが悪いことを不正咬合といいます。不正咬合があると口元の形がよくないばかりでなく、歯の働きが妨げられたり、歯の清掃が十分できなくなって、むし歯や歯周病にかかりやすくなります。さらには1本1本の歯にかかる負担が大きくなり、歯の寿命が短くなってしまいます。 歯科矯正治療はこの不正咬合を治し、むし歯や歯周病になるのを防ぎ、発音を明瞭にすると共に食物をよくかめるようにして健康を一段と増進させようとする治療なのです。
6歳ごろになると永久歯が生えてきます。一般的にはこの永久歯の咬み合わせが悪い場合に矯正治療が必要になります。例えば上顎の歯が下顎の歯より内側に入っている場合や、どんなにかんでも上下の前歯が当たらない場合、また逆に下の歯が見えないくらい深くかんでしまうような場合です。さらには歯が原因であご自体がずれてしまうような場合も早期の治療が必要になります。
乳歯が全て抜けて永久歯が生えそろったら全顎治療を始められる時期になります。全顎治療ではブラケットという装置をつけて、ワイヤーやゴムの力で歯を動かし、全ての歯がしっかりときれいに並んで噛めるように動かします。また何歳になっても歯は動くので、大人の方でも十分に治療は可能です。
ご要望にお応えして、ホワイトワイヤーを導入しています。これは、金属のワイヤーに白くコーティングをすることで、目立たないワイヤーとなっております。
※コーティングしてあるため、若干滑りが悪く、歯の動きが悪くなる事があります。
※部分的にコーティングが剥げてしまうこともあります。
※稀にホワイトワイヤーが使用出来ない場合もあります。
※若干の追加の費用がかかります。
詳しくはこちらローフリクションブラケットとは、よりスムーズに歯を動かせるように考案された、進化した最先端のブラケットです。ブラケットに組み込まれたフタを開閉してワイヤーを着脱できるため、通常、ワイヤーとブラケットを縛ることにより起こる摩擦を無くし、やさしい力でスルスル歯を動かす事ができます。また、このより良い装置を皆様に選んでいただけるよう、費用の面も考慮しておりますので、これまで90%以上の方にお選びいただいています。
詳しくはこちら部分的に歯並びが気になる方の為に、当院では部分矯正も行っています。部分矯正なら少ない費用と短い期間で治療が可能です。一口に部分矯正と言ってもいろんな方法があります。ブラケットを使う場合、プレートを使う場合、マウスピースを使う場合など。当院では状況に応じた最適な治療法をご提案します。
詳しくはこちら歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正治療とは、矯正用のインプラント(小さなネジのようなもの)を埋め込み、それを固定源として歯を動かす方法です。これまでできなかった、伸び出すぎた奥歯を押し込んだり、奥歯を後ろに動かすことが可能になったり、また治療期間を短縮できたりと、さまざまなメリットのある治療法です。観血的処置のため、もちろん必要のない場合には行いませんが、びっくりするほど痛みも少ないものですのでご安心下さい。
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矯正治療でもっとも嫌がられるのが装置が目立つことです。マウスピース型矯正装置はどうしても装置が見えると困る方、人に気付かれずに治療をしたい方など、審美的な理由で矯正装置を着けられない(着けたくない)方の為に考案された治療法です。簡単な歯の動きであればとても有効な方法ですが、様々なデメリットもある治療法です。場合によってはご希望に添えないこともありますのでご了承ください。
※完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
予防矯正とは、アゴが小さい、あるいは歯が大きいと言う理由で将来的に歯並びがデコボコになりそうな状態を、早い時期にアゴを横に広げることで予防的に改善しようとするものです。この治療は将来ほぼ抜歯をしなくてもいい状態にはなりますし、全顎矯正をせずに済む可能性もあがりますが、予防矯正だけできれいに並ぶとは限りませんのでご了承下さい。
詳しくはこちら3歳児検診などで、お子様が反対咬合といわれた場合、早期の治療法としてムーシールドという装置があります。これは比較的早期に噛み合わせを改善することができる治療法で、早ければ3歳ごろから開始できます。治療法は、夜、写真の装置を口の中に入れて寝るだけ。早ければ半年ほどで反対咬合が改善します。ただ適応範囲が限られるため、この治療法で必ず治るとは言えません。そういう時に次の手を打てるか、それが矯正治療のもっとも重要な部分だと考えています。お悩みの方はお気軽にご相談下さい。
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① 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2 週間で慣れることが多いです。
② 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
③ 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重
要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
④ 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まります
ので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと
隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がること
があります。
⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧ 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑨ 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあり
ます。
⑩ 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
⑪ 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
⑫ 矯正装置を誤飲する可能性があります。
⑬ 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する
可能性があります。
⑭ 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
⑮ 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)
などをやりなおす可能性があります。
⑯ あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
⑰ 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えてい
る骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になる
ことがあります。
⑱ 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
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