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2017.11.21 矯正歯科

II期治療について

随分ご無沙汰してしまいました。
今回はII期治療についてお話ししましょう。

II期治療とは、乳歯が全て抜けて永久歯が生えそろってから、歯の1本1本をしっかり並べ、噛み合わせも良い状態にする治療です。つまり、この治療が終わればきれいでしっかり噛める状態になります。

全ての永久歯を良い状態に、ということになりますので、基本的には永久歯が生えそろってから治療スタートとなります。例外的に上の奥歯を後ろに動かす必要がある場合は、生えそろう前に始めることもありますが、いわゆるブラケットを付けるのは生えそろってからになります。

早いほうがいいのでは?ということでまだ乳歯が残った時期に始めたいといわれる方もいらっしゃいますが、結局は歯が生えそろうのを待つことになるので、終了の時期はそんなに変わりません。むしろ装置が付いている期間が長くなってしまうため、むし歯のリスクが高まりますし、調整料など、余計に費用がかさんでしまいます。ベストなタイミングで、できるだけ短期間に治療を終わらせるのが賢い選択です。

逆に年齢が高い方でも治療は十分に可能です。もちろん、若い方と全く同じとは言えませんが、違いといえば歯の動きが若干遅くなる程度です。年齢によっても違いますが、50代までは特に問題なく治療ができると考えていただいて大丈夫でしょう。60代に入るとさすがに歯の動きが良くない場合もあります。ただ、動かない事はありませんので、焦らずしっかり通っていただければ必ず良い状態になります。

II期治療の場合、歯を並べるに際して抜歯をするかどうかが1番大きな違いになります。抜かずに並べられるのか、どうしても抜かないわけにはいかないのか、基本的には治療を始めるときにしっかり分析をして決める事になります。抜かずにいい状態にできるならもちろん抜かないに越した事はありませんが、無理に抜かずに並べても決して良い事はありません。こんなはずじゃなかった・・・なんてことも十分ありえます。

また、その抜歯かどうかの判定や、終了時の噛み合わせの目標を見極めるために1番重要なのは、上下の奥歯の噛み合わせのズレをしっかりチェックする事です。ここがズレていると、たとえきれいに並んだとしても決して良い嚙み合わせにはなりません。

その他にも、横顔のレントゲンを撮影して分析をします。様々な分析項目の中から問題点を調べ、どのような処置が必要なのか、どの歯をどのくらい動かす必要があるのか、そのために何が必要なのかを知識と経験から導き出す事になります。

さて、実際に治療で使用する装置に関してですが、主にブラケットと言われる歯の1本1本に装着する器具とワイヤー、引っ張るためのゴムなどで歯を動かしていきます。そのほかに固定源の確保のためにワイヤーだったりインプラントだったりが必要になることもあります。インプラントと言っても隙間を埋めるというわけではなく、歯を引っ張って動かすための固定源として使用するもので、治療が終了すれば撤去します。
http://www.atsushi-hiromi.jp/orthodontic/about.html (インプラント矯正の項を参照)

治療期間は概ね2年が目安。一般的に抜歯をしなくてよければ治療期間は短くなります。またインプラントを使用したり、ブラケットをローフリクションブラケットにすると短くできます。逆に年齢が高い方は治療期間を長めに見積もったほうが良いでしょう。状況によって前後しますのであくまで目安程度にお考えいただければと思います。

ということで、今回はII期治療についてでした。ご参考になればと思います。それでは!

随分ご無沙汰してしまいました。
今回はII期治療についてお話ししましょう。

II期治療とは、乳歯が全て抜けて永久歯が生えそろってから、歯の1本1本をしっかり並べ、噛み合わせも良い状態にする治療です。つまり、この治療が終わればきれいでしっかり噛める状態になります。

全ての永久歯を良い状態に、ということになりますので、基本的には永久歯が生えそろってから治療スタートとなります。例外的に上の奥歯を後ろに動かす必要がある場合は、生えそろう前に始めることもありますが、いわゆるブラケットを付けるのは生えそろってからになります。

早いほうがいいのでは?ということでまだ乳歯が残った時期に始めたいといわれる方もいらっしゃいますが、結局は歯が生えそろうのを待つことになるので、終了の時期はそんなに変わりません。むしろ装置が付いている期間が長くなってしまうため、むし歯のリスクが高まりますし、調整料など、余計に費用がかさんでしまいます。ベストなタイミングで、できるだけ短期間に治療を終わらせるのが賢い選択です。

逆に年齢が高い方でも治療は十分に可能です。もちろん、若い方と全く同じとは言えませんが、違いといえば歯の動きが若干遅くなる程度です。年齢によっても違いますが、50代までは特に問題なく治療ができると考えていただいて大丈夫でしょう。60代に入るとさすがに歯の動きが良くない場合もあります。ただ、動かない事はありませんので、焦らずしっかり通っていただければ必ず良い状態になります。

II期治療の場合、歯を並べるに際して抜歯をするかどうかが1番大きな違いになります。抜かずに並べられるのか、どうしても抜かないわけにはいかないのか、基本的には治療を始めるときにしっかり分析をして決める事になります。抜かずにいい状態にできるならもちろん抜かないに越した事はありませんが、無理に抜かずに並べても決して良い事はありません。こんなはずじゃなかった・・・なんてことも十分ありえます。

また、その抜歯かどうかの判定や、終了時の噛み合わせの目標を見極めるために1番重要なのは、上下の奥歯の噛み合わせのズレをしっかりチェックする事です。ここがズレていると、たとえきれいに並んだとしても決して良い嚙み合わせにはなりません。

その他にも、横顔のレントゲンを撮影して分析をします。様々な分析項目の中から問題点を調べ、どのような処置が必要なのか、どの歯をどのくらい動かす必要があるのか、そのために何が必要なのかを知識と経験から導き出す事になります。

さて、実際に治療で使用する装置に関してですが、主にブラケットと言われる歯の1本1本に装着する器具とワイヤー、引っ張るためのゴムなどで歯を動かしていきます。そのほかに固定源の確保のためにワイヤーだったりインプラントだったりが必要になることもあります。インプラントと言っても隙間を埋めるというわけではなく、歯を引っ張って動かすための固定源として使用するもので、治療が終了すれば撤去します。
http://www.atsushi-hiromi.jp/orthodontic/about.html (インプラント矯正の項を参照)

治療期間は概ね2年が目安。一般的に抜歯をしなくてよければ治療期間は短くなります。またインプラントを使用したり、ブラケットをローフリクションブラケットにすると短くできます。逆に年齢が高い方は治療期間を長めに見積もったほうが良いでしょう。状況によって前後しますのであくまで目安程度にお考えいただければと思います。

ということで、今回はII期治療についてでした。ご参考になればと思います。それでは!

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